こんなに寒いと、
お酒はぬるめの澗がいい
魚はあぶったイカでいい
赤提灯みたいなとこで、冷えた体を温めたくなる。
ぬるめの冠は、きっとアルミみたいな入れ物を指すのだろうが、
私はとっくり🍶１合飲むのが、やっとだ。
もう半分でええかな。有線は演歌だと言いたいが、
サザンやレミオロメンがかかっていた。
最初の一杯が、疲れた身もこころも、癒してくれるようだ。
なんか、このお猪口よう考えてるな。
この色と模様がお酒の透明度を示すらしい。
色は心
澄みきった日本酒を呑んでこころが洗われた。
安酒だけど。
いつきても、安くて美味しい。
帰る時必ず店を出ると店長が、
またのお越しをと、腰を曲げて威勢よく送り出してくれる。
店長さんが変わり、背後から
また来てちょうだいと言った。
ピキっ。
連れか!
一瞬でこころが
凍結した。
雪が降る日は寒い。
