千日紅

日常ぼやいてます。

とあるお婆ちゃんのかぼちゃの煮付けの唄。

思い出です。

どしゃ降りで、かっぱを着て花火大会を待つなか、地面もぐちょぐちょで長靴履いてるピッピッのように、長靴のぴっぴっを知ってるかみたいに。ソラホップちゃーららら、ソラホップちゃんちゃー。みたいにめっさ泥濘にウキウキしながら、わざとグジャグジャの所をずぼっずぼっと歩く。雨の中の花火って初めてですーって町内の企画のおっちゃんらしき人に言ったら、絶対成功しなきゃいけないんだって言われた気迫の返しに襟を正した。

そんな中そこの地元の若い人たちのライブがあった。忘れられない。いかつそうな若者が、ギター片手にお婆ちゃんの作ったかぼちゃの煮物が~と歌い出したのだ。なんて優しい歌詞だろう。絶対覚えておこうと思った。

警備員さんはちょう優しくてこっちは花火見えにくいから、あの辺がいいですよって。感動しました。優しくて思いやりがある地で評価だだ上がりです。別の日にとある地元の店主さんが、PTAの人たちだと思うって教えてくれた。に、しても現代においてお婆ちゃんのかぼちゃの煮物の文章が出てくるのは、すこぶるいいなーって思った 。だから、だから、憧れの土地である。

きっと、あの子お婆ちゃんが大好きなんやなー。