煎茶に嵌まっている。このお茶も美味しかった。
お湯を冷まし、お茶をスプーンで計り、お湯を入れた後、時計を見ながら丁寧に一滴も残らず湯呑みに注ぐ。
いいあんばい。
後味が何とも言えず甘い。
2杯目はちょっと味が変わる。
八女茶は旅先でたまたま見つけた抹茶をいただけるところで、
かっぷくの良い着物着たお茶の先生が言っていた。
このお茶は一杯目と2杯目と味が変わります。一杯目は後味が甘味が残り2杯目は苦味が残りますが2杯目どうしますか?と聞かれたことを思い出す。もちろん好奇心からいただき、やっぱり苦かったことを思い出す。
2杯目は味が変わる。
その違いをしみじみ楽しみながら、ゆっくり飲む時間は、何ともまあ贅沢な空間だと思う。
このお茶は先日お茶屋さんで自分で選んで買った物だ。もうお茶っ葉ない。
今度は農家愛用茶に挑戦だ。この手は甘味が少なくさっぱりしている。
しかし、書いてある通りに淹れたらとっても美味しかった。お茶に嵌まるまでは取説は重要だ。お茶に嵌まるまで、
お茶を淹れるのに一度も取説を見なかったことについて反省している。
お湯を5分沸騰させればカルキが抜けるそうだ。
やってみたら、やっぱちゃうような気がする。
最近の悩み。
開封したてと、その後と味が違うことに気がついた。
それにお茶が店で出ると、何か感じてしまう。
そのお茶を淹れることの熱意や、人の大事さ加減。
何か、お茶って奥深いなー。
何かで書いてあったなー。
お茶にしましょっ
っていい言葉だと思う。
そんな夜中断酒2日目眠れない。
車のタイヤが水しぶきをあげ、外のプラスチックの樋から液体の流れる音がする。
自分がかける音楽でなく、
自然な音を聴くのも、これまた風流で贅沢な時間かな...
PS 習字でまた美味しさを決める先入観。
お茶しかり…