千日紅

日常ぼやいてます。

野生

自生する植物は強い。

自分を守らなくてはいけないし、

外部と戦わなくてはいけないし。

雨の日に空き地に撒いた種は、しっかり凛として咲いていた。

だけど、ちょっと摘んで家で生けただけなのに 、痒い。なんてゆうのかな毒を発して身を守っているみたいだ。

お盆なので田舎に帰ってみた。

散歩するだけで、咳が出てくる。

凄い。

摘んだナスは棘があり、指に刺さる。

パワースポットだと思っていた神社の背中の山の木がいっぱい切られて太陽さんさんとなり萎えた。

盆栽同じの3つも枯れて凹んでいるが、おんなじ葉っぱの木々が実家を取り囲んでおり、お母さんは凄いなと思った。ゴーヤの花が咲いていると言うので、見たら端がまっききとオレンジとなり確かに花のように開いていた。そのゴーヤを摘み母は徐に真ん中を裂く。するとオレンジのぬわっとゼリーみたいな種が出てきて、そのゼリーを一個一個取り除くのだ。きっしょ。怒られるそんなこと言ったら。

それから竹の新しいザルを持ち出して。

数時間してみると白い種が干してあったの

だ。来年植えられるかわからんと言う母。

猪にやられたというで、

畑を見たら本当にさつまいもがなかった。猪が入らないように網を張ったばかりらしいが。。まあ、さつまいもは美味しいけれど、すぐお腹に来るので苦手だ。

田舎では野生の生き物との戦いだ。

ミミズも見たし、カエルも見たが、人間は見なかった。笑。

湿布を3枚背中に貼ってあげた。

母に夢の中に父は出て来て、帰って行ったんかと聞くと。

ちょっとも来ないとぼやいていた。

だけど、しっかり帰って来るように綺麗にして待っていた。

私が送ったくるくる回る空色の盆灯も綺麗に回っていた。

ちっとは夢でも出てこんかい。


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